今はネットで簡単にホテルの詳細や値段が分かります。そして、誰でも簡単に予約が取れるとは言えども、初めてのスイス旅行で、数多くあるホテルの中から探し出すのは困難です。私は列車旅行の拠点として、立地と値段を最優先させ、何とか快適に過ごせました。
ここでは7泊駆け回り型旅行で宿泊した、スイス各地のホテルを紹介します。
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『Hotel Rothaus 』チューリッヒ
有名なラングストラッセ(Langstrasse)にあるスタイリッシュなホテルで、チューリッヒ中央駅からバスでわずか6分(または徒歩12分)です。チューリッヒの中心部にもすぐにアクセスできます。終日営業の併設バーで朝食を楽しめます。
壁が紫。ベッドがメインと言っても良いくらい簡素で清潔でした。非常にシンプルな部屋ですが、清潔で、ベッドは広くてまあまあ寝心地がよかったです。 公衆電話のような囲いの簡素なシャワーが備わっています。
ガイドブックには12分と書いてありますが、HBの駅から歩いて20分くらいかかってしまいました。荷物が多いとちょとつらいです。駅から離れていくと、暗い道もあり女性は夜に歩くのはやめた方がいいでしょう。でもホテル周辺は、とても魅力的なレストラン、ナイトクラブなどが数多くあって、食事には困りません。
近年改装済みのホテルで、周辺には小さなショップ、とても魅力的なレストラン、ナイトクラブなどが数多くあります。駅から近く、値段もチューリッヒ市内にしては安くて、旅の中継地点で寝るだけなら断然おすすめです。ツインでCHF139(約15000円)。
『Hotel Drei Konige』クール
1793年築の歴史的な建物を利用したHotel Drei Königeは、クール中心部の静かな場所に位置し、季節の料理やグリソン料理を楽しめる伝統的なレストランを提供しています。クール駅まで徒歩5分です。
駅からの距離が近く、かつとても安かったので一泊しました(シングル、シャワー共同)朝食は十分合格点。フロントスタッフがお人形さんのように可愛く、笑顔が印象的でした。この旅行で一番印象に残ったホテルかもしれません。
実際は、クール駅から徒歩10分くらいかかりました。 部屋はシンプルだがとても清潔で想像以上に綺麗でした。どこと無く懐かしい、自分の部屋みたいにくつろげるホテル。 朝食はビュッフェスタイルで種類が結構あって楽しめましたよ。ツインでCHF125(約13800円)。
白とチェックのカーテンが可愛らしい部屋です。シーツもきれいで清潔でした。液晶テレビは小さかったけれど、全く観なかったので問題無し。快適に過ごせました。
『Hotel Bellaval』サンモリッツ
駅前という立地も最高で翌日に氷河急行に乗るには大変便利です。ホームの地下通路を通るだけの駅直結で、入口まですぐです。ホテル代の高いサンモリッツでこちらのホテルは比較的リーズナブルです。
部屋はこじんまりとした感じで、清潔ですし十分快適に過ごせました。シャワー・トイレ共同ですが、宿泊客が多くなかったのか誰かと鉢合わせになることもなく不便ではありませんでした。若干の古さを特に気にされないのであれば問題ないと思います。
気になるところとしては、エレベーターがないのでトランクの場合持って運ぶのが結構大変だと思います。朝食はパン・チーズ・ハム・ヨーグルトなど種類はあまりありませんが、どこも同じようなものだと思えば気になりません。ツインでCHF140(約15400円)。
部屋の窓からは湖が見えて駅にも近い。立地条件は最高のホテル。少し古びた感じがあったけれど、ホテル代が高いサン・モリッツではリーズナブルな方。旅の拠点におすすめです。
『Elite』ツェルマット
Hotel Eliteは、ツェルマット駅、ゴルナーグラートケーブルカー、スネガケーブルカーの近くにあります。クライン・マッターホルンエリア行きのスキーバス停留所まで2分です。ケーブルカーまで1km、ツェルマット駅までわずか300mの、駅から5~6分ほどの立地で抜群です。
入口がホテルっぽくなく、勝手口のような感じでかなり迷いました。 内装は古めの感じではありますが、気にはなりませんでした。 部屋から少しだけマッターホルンが見えるのがとっても良かったです。ほとんどホテルにいませんでしたが、チェックアウト後に荷物を快く預かってくれたので、印象はとても良いです。
便利な場所で、隣にMigrosスーパーがありレストランや土産物屋などがある大通りまですぐの所です。メインロードから離れているので、とても静かに過ごせました。入り口を入ると小さなフロントがあって、家庭的な雰囲気を味わえました。ツインでCHF95(約11000円)。
『Jungrrauf Lodge,Annex Crystal』グリンデルワルト
クチコミで好評なグリンデルワルトの人気エリアにあります。アイガー山のパノラマの景色を楽しめ、グリンデルワルト駅、メンリッヒェンバーンとフィルストバーンのケーブルカー乗り場まで無料バスで5分または徒歩15分位です。Jungfrau Lodge, Annex Crystalの客室からはアイガー北壁の景色を望めます。
今回はホテルの反対側にあるAnnex Crystalという比較的新しい別館のようなところに案内されまた。通りの向かいにあるホテルの本館で豊富なビュッフェ式朝食を毎朝用意されていて大満足でした。
フロントからいちいち移動しなくてはいけませんが部屋にはバルコニーもあり視界を遮るものなくWAB鉄道の登山風景が見られます。玄関先テラスからはアイガーが正面にみれて、とても綺麗でした。
徒歩圏内には多数のショップがあります。この宿泊施設はグリンデルワルトで最もおトクと評判!この都市にある他の宿泊施設と比べてコスパ抜群です!ツインでCHF120(約13000円)。
『Le Faucigny』シャモニー(フランス)
シャモニーの歴史的中心部に位置する3つ星ホテルで、モンブランの景色を望むテラスを併設しています。ブレヴァン・ケーブルカーから500m、観光案内所から50mの好立地にあります。駅からわずか850mほどです。
客室には、専用バスルームが備わり、ブティックホテルのようなオシャレな内装です。フロントから客室へのアクセスは階段のみで、結構狭めでした。
ウッドパネルと暖炉のある朝食ルームでは、ビュッフェ式朝食を頂きました。お好みのドリンクを飲みながらくつろげるラウンジ、夏季に花を楽しめる庭園も併設していてとてもリラックスします。
この宿泊施設はシャモニー・モンブランで最もおトクと評判!この都市にある他の宿泊施設と比べてコスパ抜群です。ツインで€75(約9800円)。何せスタッフ全員が本当に素晴らしいです。ましたとてもフレンドリーで親切でした。次回も必ずここに宿泊したい!と思えるホテルです。
『Hotel AlaGare』ローザンヌ
世界遺産のラヴォー地区の葡萄畑を見に行くために滞在しました。ローザンヌ駅出口を左に出てから数分のところにあるホテルです。入口はマションみたいな入口なのでわかりにくく、一瞬大丈夫だろうか?と感じますが、 入ってみるとすぐに小さなフロントがありました。看板を頼りに目指せば、間違う事はないでしょう。
室内は、やや狭めで設備の古さが否めませんが、木を基調にした落ち着いた部屋で、他の宿泊客とすれ違う事はありませんでした。
ただ駅の前過ぎで、電車の音・アナウンス等よく聞こえ、うるさく感じる方もいるかもしれません。
共同トイレとシャワーは清潔で特に問題はなかったのですが、宿泊を楽しむというよりは、旅の途中に立ち寄る感じのホテルです。
今まで泊まったホテルと違うところは、コーヒーメーカーの設置。ティーバッグの紅茶も用意されていてびっくりしました。部屋からは駅のホームが見えましたが、とても静かで、少し狭いですが居心地の良い部屋でした。
また、観光地へも徒歩で行けるので便利です。すぐ横にスーパーもあり、食事の高いスイスでは重宝します。 広さの割には価格が高めでした。スイスはホテルが高いので、こういう価格はやむを得ないかと思います。ツインでCHF92(約10000円)。かなり安いと思います。
まとめ
- ビジネス客や観光客でいつも混雑してるチューリッヒ。規模の小さなホテルでも、清潔で居心地が良く、中には料金もリーズナブルなところがあります。部屋数が少ないので、とにかく早く予約して押さえるのが便利です。
- チューリヒ市内のホテルは高いと感じたら、市内から電車で30分、1時間ほど離れた郊外のホテルも考えてもいいかと思います。同じクラスのホテルをかなり安く利用できます。
- 特にチューリヒ近郊なら日本同様に電車の時間が正確で、とても便利に利用できます。郊外はとても綺麗で素敵な所が多いので、かえって街中よりも快適だと思います。
郊外に行くほどリーズナブルなホテルが多いので、それほど心配はありません。特に印象深く、リーズナブルで快適だったのが、グリンデルワルトの『Jungrrauf Lodge,Annex Crystal』とシャモニー(フランス)の『Le Faucigny』。朝食が付いても10000円前後なんです。シャモニーに関しては朝食は付いていなかったのですが、何と8000円!
リーズナブルなホテルは当たり外れがあるのですが、そこまで心配することはないです。清潔で掃除も行き届いています。高いホテルもいいですが、10000円前後のホテルにも是非泊まってみてください。