知人の家に泊まるのでもない限り、旅行で不可欠なのがホテル探し。観光立国であるもあるスイスには様々なタイプの宿泊施設があります。現地に着いてからホテルを探すのも楽しいですが、時間を有効に使うために、出発前に必ずリサーチしましょう。
特に旅行日程に限りがある!スケジュール通りにいかないと損した気分になる!そんな方にぴったりな方法をご紹介します。
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日本でホテルを予約した方が良い理由とは?
日本人の場合、外国語は話すほうには自信がないが、読み書きならなんとか・・・という方が多いと思う。そんな方のホテル予約にインターネットは非常に便利。最近はいろいろなホテル予約サイトが登場していて、選択肢も非常に増えました。たいていのホテルや民宿がオンライン予約できます。
宿泊したい都市名と「ホテル」というキーワードで検索すると、かなりの確率でホテル予約サイトが上位に来るはずです。そのサイトを開いて希望日や人数を入力すると、空室のあるホテルの一覧が表示されます。ホテルの評判順やエリア順、または宿泊料金順などに並び替えることもできるので、その中で自分の好みや予算に最も合ったホテルを選べます。
現地でも予約は可能ですが、電車の時間もあるし思った通りに事が運ばないのが旅というもの。タイトなスケジュールを組んでいるなら出来るだけ余分な時間は省きたいもの。ネットで検索すれば、事前に外観、所在地(地図)も確認できるのでとても安心です。
どこで調べれば良い?
名前の知れた大手サイトだけでもいくつか比較して研究して比較するのも面白いです。以下の大手サイト3社が有名ですが、自分好みのサイトが必ず見つかるはずです。同じホテルでも若干値段の違いがあるので、比較してみるのも面白いですよ。
ホテルによってはその日の割引価格を設定していて、そういう情報も一目でわかるところが嬉しいですね。
私はすべて『Booking.com』を利用しました。日本の宿をとるのと変わらないほど簡単です。サイトの見やすさと、所在地を地図上で確認しやすい事、口コミの件数などホテルのイメージがしやすいのが決め手でした。
予約をすると登録のメールアドレスの方に確認書が送られてくるので、必ずプリントアウトして持参して下さい。フロントで言葉が通じなくても、これさえ見せれば安心です。
安宿だって汚くない!
私は主に1星から2星、共同シャワー、共同トイレです。宿代を安く抑えたいという主旨で旅行したので贅沢はできません。これらの料金相場は一室、日本円で13000円ほど。もちろん都市に行くほど価格は上がります。物価が高いスイスはホテルも結構お高いのです。
それでも部屋は小ざっぱりしていて清潔に保たれています。心配なシャワーブースも想像よりは綺麗でした。多くの旅慣れた外国人が使用するのでマナーをわきまえていて、私が使用したほとんどのホテルで嫌な思いをした事はありませんでした。ホテル滞在型ではなく、寝るだけと割り切っていればこれもまた良い思い出となります。とにかく割り切る事が大切なんです。
団体客と一緒は嫌!上手に回避する方法
主なツアーのパンフレットの「利用予定ホテル」に載ってないホテルを選ぶ方法もあります。 どこにでも名前が出ているホテルは、現地で日本からの団体客で一杯!なんて可能性もありますから。
スイスのホテルは、もともと小規模のホテルが中心ですが、 できれば部屋数が20~30部屋くらいまで のホテルなら、団体ツアーを受け入れる余地はあまりありません。
ホテル協会に加盟していないホテルに泊まりたい場合
泊りたい町や村の公式ページから入る方法。http://www. の後に村の名前を入れ、スイスのドメインである .chを入れれば、村役場や観光局のHPに直接リンクできます。例えばサンモリッツの場合、URLは次のようになります。http://www.stmoritz.ch
そうやって地域の公式ページを見て、「宿泊」のところにそのホテルの名前があれば、まず心配ないと思います。
ここで気を付けなければならないのは、自治体のHPは英語ページがない所が多いので、ドイツ語やフランス語、イタリア語の基礎知識がないと判読するのは面倒です。そんな時はいったんスイス政府観光局の日本語ホームページに行って、そこから各地の公式ページへリンクするのが簡単ですよ。
ただし特に若い女性の方、バーゼルやチューリヒ、ジュネーヴなどの大都市だけはホテル協会加盟の宿の方が絶対安心です!
まとめ
- 時間を有効に使いたいなら、ホテルは国内で予約する。
- 日本語表記の大手サイトで価格を比較しながら、地図をしっかり確認して行動範囲に沿ったホテルを予約する。
- 豪華なホテルでは味わえない清潔でローカルな宿が多くある。団体客が利用しない穴場のホテルも数えきれないほどある。
スイスでは一般的に、一流ホテルであってもこじんまりとした個人経営のホテルが多く、大規模なチェーンホテルが少ないのが特徴です。どのホテルでも清潔で快適なので、スイスでは安いホテルに泊まっても充分です。
小さなホテルや民宿はローカル色豊かで面白い所が多かったので、あえてそれを狙うのはひとつの手だと思います。特にそのホテルにレストランがついているような場合は、地元常連さん向けの店である可能性が高く、濃厚なスイスの民俗に触れるチャンスです。