アメリカのトイレがずいぶんと日本のトイレと違うのでビックリしたことはありませんか?
アメリカに行くと気づくことは、「日本と違って公共トイレが少なすぎる!」ことと、「ドアの下が開いていて中が見えてしまってる!」ということ。
トイレが近い私としてもこれは切実な問題です。外出するときはいつもトイレの心配ばかり…。
じゃあどうやって解決すればいいの?ということで、アメリカでのトイレ事情や確実にトイレに行く方法をご紹介します。
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日本とはここが違う、アメリカのトイレ
日本で外出中にトイレに行きたくなったら、コンビニやスーパーで借りることは普通ですが、アメリカではそうはいきません。
もともとアメリカには公共のトイレが少なく、誰でも使えるわけではりません。公共の公園でもまず見かけません。
では、どうしてなのでしょうか?
どうしてアメリカでは公共トイレが少ないの?
アメリカの公共施設にトイレが少ないのは、犯罪を防ぐという目的やホームレスがトイレに入り浸るのを防ぐためでもあります。
アメリカでトイレを借りるには、日本と同じようにデパートやドラッグストアです。または、大都市なら電車の構内にもあります。よほど治安が悪いところ以外はほぼ貸してくれます。
都会ではデパートやスーパーが多くて安心ですが、少し外れると心配になりますね。
アメリカで使える公共トイレは?
大きな都市ではそこら中にショッピングモール密集しているのでそれほど不自由さは感じませんが、郊外に行くとかなり不自由さを感じます。
旅行中に行きたくなったらどこを利用すれば良いのかまとめてみました。難易度の低い順番になっていますので参考にして下さいね。
- 大型のショッピングモールやデパート 店内はだだ広くトイレを見つけるのは簡単ではありません。緊急時には店員さんに確認しましょう。
- ドラッグストア こちらもデパートと同様、店内が広ければ何も買わずにトイレだけを利用しやすいですね。
- ガソリンスタンド ほとんどのガソリンスタンドには、コンビニが併設されています。誰でも使用できるので気軽に行きましょう。
- コンビニ 道沿いに点在している日本のコンビニと違って、ガソリンスタンドの敷地内にあります。徒歩で…。という時にはなかなか使いづらいです。
- ホテル 多くのお客さんが出入りしていますので、トイレを貸してくださいと言わなくてもOK。さっさとトイレに行きましょう。
- スターバックスなどのコーヒーショップ トイレだけを借りるのは気が引けますね。ドリンクを買うついでに借りるのがベストです。
- レストラン コーヒーショップと同様、トイレだけを借りるのは気が引けますね。
- ファストフード店 コーヒーショップと同じく。何かを購入した時のついでが良いです。
トイレ情報は無料のアプリで確認できる
「どうしてもトイレの場所を確認しておきたい!」というあなたにはToilet information map Navigationという無料のアプリがおススメです!
評価も高いのでアメリカに行く際には使ってみてもいいですね。評価も高いのでぜひお役立てください。
Toilet information map Navigation はこちらから ⇒ Toilet information map
トイレに行くチャンスを逃さない
トイレに行くチャンスを逃してはいけません。行きたくなる前に、トイレを見つけたらとにかく行っておくことです。
アメリカのスーパーは店が大きいから、それに比例してトイレの数は多いんじゃない?」とお思いでしょうが、日本と同じように入り口近くに1つある所がほとんどです。
アメリカではの飲み物の量が半端なく大きいので、知らずにいついつい飲み過ぎています。寒い冬だけでなく、夏場ではどこの店に行っても冷房をガンガンにきかせているので要注意です。
その時は行きたくなくても、店を出てから行きたくなることもあるので、見つけたらその時がチャンスです。
アメリカのトイレの下半分が大きく開いている理由
まず第一の目的は犯罪防止のためです。トイレの下が40センチほど開いているので、トイレ内に人が入っているかすぐに確認できます。
日本と違って、赤や青の「使用中」というマークが無いのは、隙間から確認できるからです。ノックする必要もありませんね。
トイレの下ばかりでなく、ドアを閉めても5ミリ位の隙間があります。これは設計ミスではありません。
「中が見えてしまうんじゃ?」と心配になりますが、わざわざのぞく人はいませんので心配無用です。これも犯罪防止の為ですので、慣れるしかありませんね。
この他にも理由があります。
- 掃除がしやすい→モップや機械で床を掃除する時に入りやすいから。
- 換気がしやすい→においがこもりにくい。
- 中に人が倒れていたらすぐわかる→犯罪防止にもなります。
いかにも合理的な考えですね。
アメリカはトイレに監視カメラが置けない
何だかすっきりとしないので色々と調べてみたところ、はっきりとした理由が分かりました。
アメリカはトイレ内に監視カメラを置くことは法律で禁止されているので、犯罪がおこりやすい(犯罪に最適)場所となるからです。だから防犯対策として、中の状況が分かるように下半分を開けておく必要があるのです。
犯罪防止とは言えども、トイレ使用中にいきなり侵入してきたらどうすれば良いのでしょうか?人が簡単に入れる大きさですからね。防犯ブザーを置けば良いのでは?と疑問が残ってしまいます。
まとめ
アメリカは日本と違って、公共トイレの数が驚くほど少ないです。しかも郊外では、トイレが使えるる場所が限られています。そんな場合に備えて、トイレを見つけたら事前に済ませてくのが良いですね。
トイレの場所を確認できる無料アプリもあるので、トイレが近くて心配ならぜひ試してみてくださいね。
もう一つ気になるところで、アメリカのトイレの下が開いてるのは「犯罪防止のため」、というのが最大の目的ですので、これは慣れるしかありませんね。